まだ正月の名残が残る1月某日。
一人の中年おじさんが東京・日本橋に仁王立ちをしていました。
目指すは京都・三条大橋。
旧東海道を日本橋から三条大橋まで約500kmの距離を歩いて踏破する旅が始まりました。
この男、実は旧東海道を歩いて京都三条大橋へ向かうのは今回が2回目。
しかも約2週間前に京都・三条大橋まで踏破し終えたばかり…。
彼は一体、何を想い、なぜ再び旧東海道を歩こうとしているのか、謎は深まるばかり。
本シリーズ「第2回ドラマチック東海道五十三次〜人生2度目の旧東海道歩いて踏破旅〜」は、謎の中年おじさんが人生2度目の旧東海道踏破を目指した半年間の物語(ノンフィクション)です。

(歌川広重)
うわ…大袈裟…。無駄に風呂敷広げてるよ…

・・・

(歌川広重)
2回目に挑戦するのも特に深い考えはないんでしょ…?惰性でしょ?

・・・
記事内にはPRを含む場合があります。また、記事の内容は個人の主観も多いです。あらかじめご了承ください。
人生初の東海道五十三次踏破旅での苦い経験
実は彼にとって「人生初めての東海道五十三次踏破旅」は少し苦々しいものでした。
端的に言うと、東海道五十三次を順繰りに歩いたわけではなく、一部順番を変更したりしながら、最終的に日本橋〜京都三条大橋まで歩いて踏破したのである。
例えば小田原宿〜箱根宿の途中まで歩いた後、先に三島宿〜原宿まで歩き、後日に箱根宿〜三島宿を歩いたり、掛川宿〜袋井宿を歩いた翌日に愛知県を歩いたりなど、日本橋から順繰りに京都まで歩くことはできませんでした。

(歌川広重)
何やってるんですか?お馬鹿さんなんですか?

熊対策をしてなくて泣きながら箱根を飛ばしたりしました…

(歌川広重)
先々のホテルを予約していたのに予定より歩けず、計画自体も狂いまくりでしたね…。

・・・
苦々しい経験を踏まえて「人生2度目の東海道五十三次旅」へ
そんな苦々しい「人生初めての東海道五十三次踏破旅」の経験も踏まえて、「人生2度目の東海道五十三次踏破旅」では、日本橋〜京都三条大橋まで順繰りに品川宿→川崎宿→神奈川宿…草津宿→大津宿→京都三条大橋と踏破することが目的です。
今度こそ、順繰りに日本橋から京都三条大橋まで歩くべく、覚悟を決めて日本橋に仁王立ちしていたのでした。
齢30にして、人生2度目の旧東海道を日本橋から京都三条大橋まで歩いて踏破する旅。
街道なんか歩いてないで他にやることがあるだろとツッコミも多そうですが気にしません。
人生は一度きり、後悔なく生きていきましょう!ということで、次回からは街道おじさんこと筆者による「人生2度目の東海道五十三次踏破旅」をお届けします。
はてさてどうなる街道おじさん、頑張れ街道おじさん。
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